+++Happy ENd+++

ギャップ


「大人は演じている」
と言ったのは、高橋しんだったろうか


昔、住んでいた家の隣の家のおじさんは
「家では父親と夫を演じている」
と言っていた

それを聴いたときは、
大好きなおじさんだったけど
私は強い反発心を覚えた

なんでも素で向き合えるほうが素敵じゃないかと食ってかかった


でもあれからもう10年以上が経って
今更ながら、おじさんの言葉は正しかったんだなぁ、と思っている自分がいる


みんな誰でも、「なりたい自分」と「現実の自分」とのギャップを感じてると思う
思春期の頃で終わると思いきや
どんどんそういう思いは強くなる一方だ


どうしたらこのギャップを解消できるのだろう?
色々悩んだけれど

現実がおいつかないならせめて
「なりたい自分」「ならなくちゃいけない自分」を演じるしかない

今は、そう思っている



自分で居たいから
自分で痛いけど

涙をこらえながら
くちびるをぎゅっと噛みながら

かくあれかしと願いながら




…今、私はちゃんと大人になれているのだろうか
小さい頃、漠然と思っていたより、大人でいることは難しい

煙草の煙をふぅと吐く
その答えはまだない




 「どっちを選んでいいかわからないときは、自分がやるべきほうを選んでおくんだ。
  そういうときはどっちを選んでも必ずあとで後悔する。同じ後悔するなら、
  少しでも軽いほうがいいだろ」   (「月の影、影の海 (下)」 楽俊)
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by laikan | 2008-04-09 05:26
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